銀色テントむし660
デカ盛り・SL・道の駅!このキャンピングカー「テントウムシ」ですか?いいえ、「テントムシ」です。家族4人、軽キャンカーで日本全国行脚します。
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銀色テントむしで関東の駅百選…第53回埼玉「騰波ノ江駅」
認定後に駅舎の解体・新設が行われてしまったものの、当時の雰囲気を残してくれた「関東の駅100選」に訪問してみます。
蒸気機関車デカ盛り道の駅を求めて毎週末、家族旅行しているのにキャンプ歴のない軽自動車キャンピングカーeK-Campテントむし屋根開き(ROTUS(ロータス)RV販売 )」銀色テントむしテントむしオレンジ乗りのnorizoです。


「関東の駅100選」は1997年から2000年にかけて、各年24~26駅選定されたそうです。
エリアは国土交通省の関東運輸局管内にある茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨となります。
選定理由として…
・駅舎の保存価値が高く、記念碑や名所旧跡などがあり、歴史を物語る駅・近代的な駅施設で、便利で人に優しい駅
・図書館、ホール、温泉等公共的施設を備えた多目的な駅
・ユニークなデザインの駅
といった、特色のある駅が選ばれました。
選定された駅の内、現存する駅は98あります。

今回やってきたのは「関東の駅100選2000年第4回選定」、関東鉄道常総線の「騰波ノ江(とばのえ)駅」です。
選定理由は「万葉集の鳥羽の淡海(とばのおうみ)と記載されたものが駅名として残り、栄枯盛衰を物語る駅。」だからです。
JR常磐線のと接続する取手(とりで)駅を起点としてJR水戸線の下館(しもだて)方面を縦断し、国道294号線と並走するように南北を結ぶ茨城県をのんびりと走る関東鉄道の静かな駅です。
深田京子さんと土屋アンナさんが主演した「下妻物語(しもつまものがたり)」の舞台となる下妻市にあり、ロケにも使用された素敵なたたずまいが魅力です。
DSCF9878.jpg

常総線開業100周年事業の一環として、当駅にかつて存在していた農作物向け貨物引込線跡の一部を利用した「とばのえ支線」(トロッコ線:軌間=1,067mm キロ程0.07km)を新たに敷設し、2013年11月3日に「開通」したそうです。
DSCF9886.jpg

駅舎左手の駐車場の向かいに乗場がありますが、運転日以外はさみしくトラロープが張られています。
毎月第三土・日曜日に、この軌道上での黄色い2人乗りトロッコ乗車体験が行われているそうなので、今度はその日を狙って訪問しようとズキマル君と約束しました。
DSCF9880.jpg

残念ながら認定後の2008年(平成20年)7月に旧駅舎が解体され同10月に新駅舎が使用開始となりました。
無人の駅舎には簡易型のSuica用自動改札が設置され、駅務室のガラスの内側に静かに輝く「関東の駅百選認定プレート」が見えます。
DSCF9888.jpg

新たに建てられた新駅舎も初代駅舎のデザインを踏襲し、一部には解体された資材を再使用しているのが特徴です。
駅務室の道の駅認定プレートの上を見てみると…
DSCF9881.jpg
ちょっとしたPOPで、関東鉄道の駅への思いやりが強く感じ取れます。

トロッコの運転される毎月第三土・日曜日にギャラリーとなる駅舎のガラスの内側には、大事に「関東の駅百選認定書」も展示されています。
DSCF9887.jpg

ところで、選定理由にもなっている「万葉集の鳥羽の淡海(とばのおうみ)…」と言われても、万葉集に馴染みがないため、これを機会に少し調べてみました。

万葉集の一首(高橋虫麻呂:登筑波山歌一首)に
「草枕 旅の憂へを 慰もる こともありやと 筑波嶺に 登りて見れば 尾花散る 師付の田居に 雁がねも 寒く来鳴きぬ 新治の 鳥羽の淡海も 秋風に 白波立ちぬ 筑波嶺の よけくを見れば 長き日に 思ひ積み来し 憂へはやみぬ」
原文:草枕 客之憂乎 名草漏 事毛有<哉>跡 筑波嶺尓 登而見者 尾花落 師付之田井尓 鴈泣毛 寒来喧奴 新治乃 鳥羽能淡海毛 秋風尓 白浪立奴 筑波嶺乃 吉久乎見者 長氣尓 念積来之 憂者息沼 )
読み:くさまくら たびのうれへを なぐさもる こともありやと つくはねに のぼりてみれば をばなちる しつくのたゐに かりがねも さむくきなきぬ にひばりの とばのあふみも あきかぜに しらなみたちぬ つくはねの よけくをみれば ながきけに おもひつみこし うれへはやみぬ)
とあり、この駅名の由来の一つとなっているようです。
DSCF9882.jpg
「高橋虫麻呂(たかはしのむしまろ)」は奈良時代の万葉歌人で万葉集に34首の作品が入集し、地方の伝説や人事を詠んだ歌が多いそうです。
普段は触れることのない中世の文学の中に、広大に広がる美しい水辺を思い浮かべることが出来ます。
しかし、この句の意味までは調べきれなかったので、改めて機会をみて勉強してみることにします♪

古代の下妻は常陸国と下総国の境に位置し、北部は常陸新治郡、東部は同筑波郡中部、南部は下総国岡田郡に属していました。
DSCF9885.jpg
このあたりには湿地帯がひろがり、常陸風土記や万葉集にも「騰波ノ江」や「鳥羽淡海」と記されており歴史深い美しい地であったことが読み取れます。
しかし、江戸時代の治水と干拓による新田事業により、その美しい姿は失われてしまったようです。

万葉集当時の雰囲気は失われてしまっていますが、今も昔も変わりなく人々の心に残る「いつか見た景色」と共にある優しく訪問者を包んでくれるような駅です。

のんびりと関東鉄道に乗って万葉の世を思い浮かべながら田園地帯を走ってみるのも楽しいかもしれませんね。


□騰波ノ江(とばのえ)駅
 茨城県下妻市若柳乙
 所属事業者:関東鉄道(常総線)
 開業年月日:1926年(大正15年)8月15日
 駐車場:あり


より大きな地図で 銀色テントむしの「関東の駅100選」 を表示

2000年(第四期)選定駅
関東の駅100選 選定理由
万葉集の鳥羽の淡海(とばのおうみ)と記載されたものが駅名として残り、栄枯盛衰を物語る駅。

万葉集情報元:万葉集検索システム
データ番号:09/1757

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2014/01/25 14:30 天候:晴れ
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